もう忘れてしまった嫌な思い出と今を比べて幸せを計ってたのも出来なくなって、眠れない程の歯痛から続いて考える夜がふえました。あの人の無神経さとか周囲の人間関係なんかと忘れたいほど憎くて愛おしい人と比べるのも無くなって、今は無神経な人だけを狭い脳みそに詰め込んで勝手な被害妄想をふくらましたり、その人の言動なんかを思い出しては真夜中にボロボロ泣いています。

私の悪い癖は何を言っても、どうせ分かってもらえないからと諦めるのと、アホな程に変なところで気を使って墓穴を掘るところ。相手に伝えたいことなんて直接言わなきゃ伝わらないのに理解してもらえないだろうの気持ちが先回りして、言うべき時に言えぬまま時が過ぎてゆく。単に臆病なのかもしれない。

真夜中にボロボロ泣いた後に、ふと娘さんを病気で亡くされた方からの昔のLINEを読んでいた。長文の最後には臆病な人は知識を得ようとしないとあって、それって私の事かななんて(多分、その人はそう思って書いたのではない話を)勝手に今の私を当てはめた。そう思いながらまた同じ長文を読み返してはガッカリした。だけど認めざるを得ないことだったから、やっぱり言いたい事(伝えたいこと)は言わないと駄目だなぁと改めて気が付いた。(笑)それも相手の苦労や現状を汲み取るためにも冷静に聴くべきだった。

不安なことはいっぱいあるし前からもあった。

だけど言える人がいても言えなかった。傍にいて欲しい人に電話も出来なかった。寂しいと素直に言えなかった。臆病を心臓にして周りに意地を張らせてた。私って悲しい人間だと思う。また泣きそうになる。

だからちゃんと言う。伝えたいことを伝える。駄目だったら分かるまでいう。関係がダメになったらそれはそれでいい。